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現状を認識できない浅はかなレバ厨に死を。

さて、年末なので久しぶりに記事を書こうかと思います。

放送した内容の焼き直しでもあるので、聞いてた人には重複すると思います。

まず今年の振り返りをした時に強烈に感じるのは、人それぞれ置かれた環境や一つのアクションによって結果や難易度が違いすぎる年だったなと思います。

特に専業か否か、資産の規模が何かを成し遂げた規模か否か。

僕のように1億以下の人間はなにも得ておらず、基本的に相場から完全に降りるという選択が取りにくいので、これが逆に3億の専業が2億にドローダウンした状況だと、守りに入りたくなるのは当たり前の話であると思います。

なので今年は基本的には専業より兼業、資産が大きいより小さい方が圧倒的に有利だったのかなと個人的には思います。

ただ一定の資産規模を超えた本物にとっては、これほど大規模なボラが一斉に起こるのは流動性リスクを超えて儲けられる可能性のある相場でもあったと思うので、取ったアクションで天国モードだった人もいそうです。

ここまでは置かれた環境の違いに僕が感じるところであり、ただ専業なるのを選んだのはその人なんやから、それも含めてリスク管理やろ知らんがなって話ではあるのですが、株の腕とはまた別の話であって、今年儲からなかった過去の成功者がオワコンなのか否かでいうと全くそんなことはなく、運の要素も非常に大きかったのかなと思います。

さてここからが本題。
レバレッジについて。

ここが一番世間の認識、というか使ってる人達の認識と自分の感じる認識が大きく異なると感じるところです。

レバレッジは相場にいる誰もに用意された手段であるので、使って儲けることはなんら問題ないと思います。

ただ今年という特殊な相場がレバ厨にとってどんな年だったのかどうか、この分析を抜きにして儲かっただの俺は上手くなっただの語るのは意味がないと思います。

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さてこれはポケモンの弱点表です。
弱点をつけば効果は抜群だとなるわけですが、草とこおりの両方に抜群の炎を使えば、×4のどえらいダメージが刺さるわけです。

これをレバに使うとするなら、まさに2017年などは×4の効果は抜群相場となりそうですね。

では今年はどうなのか。

コロナのドローダウンがキツくて、-50%を超えたレバ厨も沢山いたかと思います。

この頃の記憶があるから、きっとレバ厨の大半は、あの頃に辞めずによく耐えた!あのドローダウンから復活して底から◯倍にした!みたいな、逆境に勝ったと思ってる人がおそらく大半だと思います。

ポケモンに例えるなら、ドローダウンが強烈だったゆえ、効果はいまひとつ相場、甘く見て後の上げと相殺したトントン相場と思ってると思います。

僕は効果は抜群×2相場だったかなと。

もちろん年中無限にあげたわけではないので、そこの難しさを考慮して。

レバレッジにとってなにが一番相性が悪いかというと、ボラを伴った細かい期間での上下だと思うんですよね。

仮にレバレッジ2倍を維持するとした場合、今年のような特異な一直線相場はただひたすら損切りをしていればレバレッジ2倍を維持できるので、ドローダウンはするにしても指数に×2した程度しか損しないんですよね。
しかも毎日きちんとそこそこのところで寄ってくれので、管理ガバガバのうんこみたいなオツムしかなくても、いくらでも調節ができたわけです。

どういうドローダウンが最悪かというと、24000→21000→23000→20000→22000→19000…
みたいな感じで適度にリバを挟みながら下落していた場合、21000の時にはドローダウンに応じて損切りをするわけですが、23000へのリバウンドの過程で2倍を維持するために買い直しを迫られるわけです。

そこでまた下げて買い増した分も含めて損切りをさせられて、下げて再び21000を通過する時には前回の時より明らかに金が減っている…となるわけです。

しかもそれが1日で10%下げてGDして、損切りしたところに後場10%上げるみたいな鬼畜なリバウンドが行われると最悪なわけですが、コロナにおける暴落は、強烈なGDを伴わない一直線な下げという24000→16000に行く過程において、想定される下げ方の中ではレバ厨にとって一番イージーな下げ方だったと思います。

そしてそこからどんな上げ方をしたかは一目瞭然で、こちらも強烈なレンジを伴うことなく一直線の棒上げでした。

下がった時にレバ上げて買い増しして死んだ奴がいる?
そんな奴は知能レベル的に当たり前の話で速攻死ぬ奴なので論外です。

今年という一年を分析した時、レバ厨にとって相性の悪いボラを伴った上下が行われたタイミングはほぼなかったと言えるのではないでしょうか。

もちろんある程度の資産を築いていて、逃げの選択肢も取らないといけない成功者にとっては下で切る選択も迫られる中、簡単ではなかったと思います。

ただ一方で、なにも成し遂げていない何も守るものがない、というか守る能力もない、そもそもアホ面してただ下落を食らう弱小ガバガバレバレッジ中毒のオツムはお猿さん以下みたいな連中にとって、撤退なんて文字はなく、ただアホみたいにレバかけ続けていたら食らってそのあとバブルが来た、耐えた俺大勝利、底で切るやつはアホでしょ状態ではないでしょうか。

今年は強烈に下げて上げたけど、本当にレバかけてる俺にとって助かる上下だったなみたいなツイートをしている賢明なる弱小レバ厨は未だ見たことありません。
自分の観測する限りただの1人もですよ?
ヤバくない?
だってお猿さんだもの。

勝ちに不思議の勝ちあり。

今年を冷静に分析した時、レバ厨にとっては効果抜群相場だったことは間違いないと思いますが、そんなことは認識しない、というかそんなことすら考えないお猿さんは今後必ず手痛いダメージを負うと思うので、いつか来るその時を楽しみにして、最高の死体蹴りをするためにもせっせと今ウキウキしてる人のリストを作っておきたいなと思います。

大して儲かってないから僻みだろ妬みだろと言われる気もしますが、答えあわせを楽しみにしましょう。

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